本日は不動産売却の仕組みをご説明したいと思います。
ご自宅を売却をしようと思った時、
誰もがより高く簡潔に手間なく売却したいと思うはずですが、
簡単なことではないです。
家を購入する側にどのような人達がいるのかを
知ることから始めて紐解いていきましょう。
まず、家を売却する場合、個人に売却するか、
法人に売却するかを選択することができます。
それでは、それぞれのメリット・デメリットを
見ていきましょう!
個人に売却する場合
個人に売却する場合のメリット・デメリットです。
これは買う側からの視点から考えてみれば
自ずとわかるはずです。
・メリット
適正価格で売却できる可能性が高い
⇒ 個人は市場価格で購入するからです。
・デメリット
売却までに時間がかかる
⇒ 個人に売却するということは、
買う側の視点で見ると
内見を重ねて住宅ローンの審査をしたりと時間がかかります。
内見に手間がかかる
⇒ 何度も個人のお客様に内見してもらうので、
その労力が掛かります。
・手元に残る売却益
売却価格 - 仲介手数料
= 売却益(不動産仲介を通さない場合、仲介手数料不要です。)
不動産仲介会社に売却を依頼するケースが一般的かと思いますが、
仲介業者も高く売れた方が手数料が多く入るので、
少しでも高く売却できるよう作戦を練ってくれます!
法人に売却する場合
法人に売却する場合のメリット・デメリットです。
・メリット
早期売却ができる
⇒ 商売として物件を仕入れる法人なので、
早期売却が可能です。
内見の手間が軽減
⇒ 同じく、法人相手なので何社かに絞って
相見積もりするので、1度にまとめて内見してもらうことができます。
・デメリット
売却価格が安くなる可能性が高い
⇒ 法人は買取後に再販することがほとんどなので、
市場価格より安く仕入れようとします。
一般的に相場の5~8割ぐらいになると言われています。
※個人への売却が法人への売却より
高い保証はございませんので、ご了承ください。
・手元に残る売却益
売却価格 - 仲介手数料
= 売却益(不動産仲介を通さない場合、仲介手数料不要です。)
売却価格よりも短期間で早く売却したい方に向いています。
まとめ
不動産の売却は動くお金が大きいだけに、
かなり慎重になることだと思いますが、
仕組み自体はいたってシンプルです。
売却前にお住まいのエリアの販売価格を調べたり、
いつまでに売りたいのかを決めたり、
不動産屋に全てを任せっきりにするのではなく、
ご自身でも必要な知識を最低限持ち合わせた上で、
売却を進めていきましょう。
それでは、本日は以上となります。